テキストや生活にもちょっとした違いが
我が家の子供たちが入った学校は、イギリス式のインターナショナルスクールでした。
イギリス英語とアメリカ英語で言い方や発音が違うことは知識として知っていました。
でも、英語から約20年も離れて生活していた私は、何度も学校の勉強プリントや町中の文字で見る英語や人々が話す英語に、何となく「あれ????」となることがありました。
日本はアメリカ式の英語で教育されることが多いようです。なので、我が家の子供たちも、初めはスペルについて少し混乱していました。でも、子供は適応するのも早いです。いつまでも違和感を感じてるのは私だけ・・・。
実際の違い
例えば、子供たちのテキストに出てきた
- colour ← color(色)と習ったのに・・・
- programme ← program(番組)じゃないの??
- centre ← center(中心)、reとer 逆って・・・
市場や町中で見る
- Soya ← Soy(大豆)、マレー語もSoyaと書くので、英語かマレー語かわからないけど・・・
モールや学校などでの、階数の数え方・・・
- ground floor ← first floor (1階)のこと
- first floor ← second floor (2階)のこと
マレーシア人が話す
- OK lah!
- Can,Can!!
マレーシアでの英語
マレーシアでは、もちろんイギリス系やアメリカ系の英語も学べます。
それに加え、マレーシア人独特の英語や、インド系の英語、中国系の英語、韓国系の英語など本当に様々な英語が聞こえてきます。
個人的には多くの人々が英語が第一言語ではないためか、英語が上手に話せない人も話すことにチャレンジしやすい雰囲気があるように思います。実際、私が上手ではない英語で話すと、多くの人はその状況に慣れていて、聞き取ろうとしてくれます。いつもありがたいです・・・。
また、自分が話した英語が通じなかったのは、相手がマレー語や中国語しか話せないためだったり、聞き取れなかったのは、相手が実はマレー語や中国語を混ぜて話していた、という事もあります。英語が話せないのは自分だけじゃない、とちょっと気持ちが楽になることも・・・。
英語がネイティブの人々の中で学び、きれいな発音で上手に英語を話せる様になる事を希望されるのであれば、マレーシアで得られる環境はそれとは少し違うように思います。
でも、マレーシアでは、英語はもちろんですが、世界には様々な人間がいて、そこには様々な文化や言語や考え方があり、その様なある意味ごちゃまぜの中で生きていく方法も学べるように思います。